ABOUT NAGARE STUDIO

NAGARE STUDIO 流政之美術館は香川県高松市、庵治半島東の岬に建つ流政之の住居兼、制作の 拠点です。1966年から広大な敷地に焼きそこないの煉瓦を集め、少しずつ改築と増築を繰り返し現 在の姿となっています。晩年までこの場所で暮らし、数え切れない作品を制作していました。 流政之の哲学、美学を背景に築いた制作活動を語る上で欠かすことのできない場、流の感覚が集結 した場所といえるでしょう。

限りなく流の暮らしていたままの空気を残し公開しております。

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世界的彫刻家 流政之は1923年生まれ。 刀鍛冶、装丁家、零戦パイロットなどの経 歴をもち、彫刻だけにとどまらず作庭や陶 芸、家具デザインなど、多彩な造形におい ても独自の技法やスタイルを確立した作家 でした。

流 政之略歴

1923年
2月14日
長崎県に生まれる
1962年    「恋矢車」(大分県庁)制作、日本建築学会賞受賞
1963年    「ストーンクレイジー」(ニューヨーク万博日本館、石2,500個・600トン)
1973年    「音無」「とおりゃんせ」「バチ」「サムライの涙」「時の香」「さわり大黒」「風の石笛」など多作活動
1974年    「玉ちゃん」(新宿住友ビル)、
「なみかぐら」「くぐりえびす」(東京海上日動ビル)制作。
日本芸術大賞受賞
1975年    「雲の砦」(世界貿易センター、約6m、高さ・250トン)設置
1978年    中原悌二郎賞受賞
1982–
1983年    
吉田五十八賞(1982)、「北追岬」(奥尻島、1981–84)で受賞
1992年    鳥取県「波しぐれ三度笠」で鳥取県景観大賞受賞
1994年    長野野外彫刻賞(作品:"TAMAGETA" 100BAN)受賞
2018年
7月7日
流政之 死去
2019年
8月8日
作品制作場だったアトリエを「流政之美術館」(NAGARE STUDIO)
として公開
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